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同級生と両親に損害賠償求め提訴 神戸・高校集団いじめ
2007年01月30日
神戸市の兵庫県立高校で、軟式テニス部員の3年生の男子生徒が、同級生と下級生計8人から殴るけるなどの集団いじめを受けたとされる事件で、生徒と両親が29日、「いじめで精神的ショックを受けた。親の監督も不十分だった」として、いじめを主導したとされる同級生の加害生徒1人とその両親を相手取り、慰謝料など1980万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こした。
男子生徒の代理人の弁護士によると、男子生徒は小、中学校時代から加害生徒にいじめを受け、親同士が話し合っていったん無くなったが、高校入学後に再び始まった。体を粘着テープで縛られたり、殴るけるの暴行を受けたりしたという。
母親は高校に加害生徒らの退学処分を求めたが、高校は昨年3月、5人を停学5日、3人を校長訓戒とした。同県警は昨年5月、8人のうち3人を傷害や暴行の疑いで神戸地検に書類送検。神戸家裁は3人のうち加害生徒を含む2人を保護観察処分に、1人を不処分とした。
asahi.com
高校部活でいじめ、加害者らを提訴 2千万円賠償求め
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2007/01/31
神戸市内の兵庫県立高校で、当時二年生の男子生徒が、所属する運動部の部員八人からいじめを受けた問題で、男子生徒と両親が三十日までに、「身体に症状が出るほどの精神的なショックを受けた」として、加害生徒の一人と両親を相手に慰謝料など約二千万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。
男子生徒の代理人によると、中学のころから加害生徒のいじめを受け、親同士の話し合いでいったん収まったが高校で再発。二〇〇五年九月、体を粘着テープで縛られ暴行を受けたほか、〇六年三月には学校のグラウンドで殴られるなどした。
男子生徒は、いじめによる精神的なショックで歩行困難になり、授業中などに突然意識を失うこともあった。
県警は男子生徒が訴えた一人を含む加害生徒三人を暴行や傷害の疑いで書類送検。神戸家裁の審判で、二人が六カ月の保護観察処分になった。男子生徒側は訴えた加害生徒について「謝罪がなく、誠意が感じられない」としている。
神戸新聞社の取材に対し、同校の校長は「今初めて聞いて驚いている。現時点では何も話せない」としている。
神戸新聞ニュース
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いじめ「死のうと思った」 昨年、県立高で事件 制服見ると今でも震え=兵庫
2007/10/16, 大阪読売新聞 朝刊, 33ページ
◆被害男性、制服見ると今でも震え
今年7月に自殺した私立高3年の男子生徒(当時18歳)に現金を要求していたと
して同級生ら3人が恐喝未遂容疑で逮捕 される事件が起きた神戸市では、1年前
にも、県立高校生だった男性(18)がいじめられ、同級生ら3人が傷害や暴行の
容疑で書類送検される事件があった。今も精神的ショックによる自律神経の機能不
全に苦しむ男性は、同級生1人とその両 親に慰謝料など約2000万円の損害賠償
を求めて神戸地裁で係争中だ。「亡くなった生徒がかわいそうでならない」。
繰り返される悲劇に、男性の母親(46)はやりきれなさを募らせた。
男性に対するいじめが始まったのは2005年夏。高校2年だった。3年生が引退
した途端、同じ運動部に所属する同級生 から「うざい(うっとうしい)」「きもい
(気持ち悪い)」と言われ、後輩にも殴られたり、粘着テープで体を縛られたり
するようになった。
同級生とは幼なじみ。中学でも同じ運動部で、通学や買い物も一緒だった。
母親には2人が「仲良し」に見えたが、実態は 違った。
いじめが発覚したのは翌年3月。手つかずの弁当が自宅のごみ箱に捨てられているの
を母親が見つけたことがきっかけだっ た。「何があったの」。何度も問い詰めて、
男性が重い口を開いた。「いじめられてるんや」。母親は学校に通報し、男性
から少しずつ事情を聞き取った。
ホースで水をかける。かばんに砂を入れる。プロレス技をかける……。「生きている
価値がない」と言われ、いじめの様子 をカメラ付き携帯電話で撮影され、ほかの生徒
にメール送信されたこともあった。「死のうと思ったこともある」。男性は そう打ち明けた。
昨年5月、書類送検された同級生ら3人のうち2人は保護観察処分、1人は不処分になった。
一方、男性は高校に通い続け たが、ショックのせいで立てなくなり、車いす生活を強いられた。
卒業後は歩けるようになったが、今でも同じ高校の制服 を見ると、体の震えが止まらないという。
「なぜ、そこまで追いつめたのかを知りたい」と男性と両親が提訴したのは今年1月。
その半年後、男性と同じように同級 生にいじめられていた、私立高の男子生徒が命を絶った。
「いじめは、子どもの心をずたずたにし、尊厳を奪う。そんな子どもを1人でも救うために、
すべての人にもっと真剣にい じめに向き合ってほしいんです」。母親はそう言って、唇をかみしめた。
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「いじめ訴訟の被害者尋問、被告は法廷外でテレビ傍聴」
◆神戸地裁、精神負担軽減へ
神戸市内の県立高校在学中に同級生らからいじめを受けたとして、同市内の男性
(18)と両親が、いじめグループのリーダー格とされる元同級生(19)らに約2
000万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁(下野恭裕裁判長)は、男性の本人
尋問の際、元同級生らを入廷させずに別室のテレビ画面で傍聴させることを決めた。
被害者の精神的負担を和らげるための措置で、民事訴訟では異例。法廷外からテレビ
モニターを通じて証言や意見陳述する「ビデオリンク方式」を盛り込んだ来年施行予
定の改正民事訴訟法を先取りした形だ。
男性は2005?06年に、元同級生らから体をテープで縛られるなど繰り返しい
じめを受けたなどとして今年1月に提訴。元同級生側は「いじめではなく冗談だっ
た」などと反論したため、地裁が原告、被告双方を尋問することを決めた。
男性はいじめの精神的ショックで、自律神経が機能不全となり、現在も通院中。本
人尋問にあたり、「被告の顔を見るだけでいじめの記憶がよみがえり、意識消失を起
こす可能性がある」とした医師の意見書を添付した上申書を地裁に提出、ビデオリン
ク方式などによる尋問を求めていた。
尋問は男性、元同級生の順番で行われる。男性の尋問中、元同級生は別室でテレビ
モニターを通じて証言を聞き、男性は終了次第、退廷する。
いじめを巡っては、兵庫県警が昨年5月、元同級生ら3人を暴行容疑などで書類送
検し、神戸家裁は、被告ら2人を保護観察処分、1人を不処分とした。
ビデオリンク方式は、被害者保護を目的に、2001年6月から刑事裁判で始まっ
た。民事裁判では規定がなく、法廷内についたてを置くなどの保護措置は、裁判官の
訴訟指揮に委ねていた。しかし、犯罪被害者が民事裁判を起こした場合も本人の尋問
があるため、同方式などの導入は必要との声が上がり、今年可決した改正法に導入さ
れた。
諸沢英道・常磐大教授(被害者学)の話「加害者を恐れる被害者の気持ちを酌んだ
今回の保護措置は意義がある。こうした犯罪被害者保護の制度が各地にも広がってほ
しい」
(2007年10月26日 読売新聞)
引用:読売新聞オンライン
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部活いじめに77万円賠償命令、神戸地裁
2008.5.20 19:55
このニュースのトピックス:民事訴訟
兵庫県の県立高校に在学中、部活動でのいじめで精神的ショックを受け歩行困難などになったとして、元男子生徒(19)と両親が、同級生だった少年(19)と両親に約2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁は20日、少年に約77万円の支払いを命じた。
下野恭裕裁判長は判決理由で「粘着テープで身体を拘束するなどのいじめ行為があった」として、元生徒への慰謝料など損害を約335万円相当と算定。既にほかの加害者から受け取った見舞金を差し引いた。
判決によると、元生徒は2年生だった平成17年ごろから、少年を中心とした軟式テニス部員らに悪口を言われ、暴行を受けたほか、粘着テープを体全体に巻き付けられるなどのいじめを受けた。精神的ショックから意識を失って倒れたり、歩行困難になったりした。
いじめ裁判 被告に77万円の賠償命令
神戸の県立高校に通っていた男子生徒がいじめが原因で精神的苦痛を受けたとして損害賠償を求めていた裁判で、神戸地裁は77万円の損害賠償を認める判決を言い渡しました。
訴えていたのは、神戸の県立高校に通っていた男子生徒です。
男子生徒は2年生だった2005年8月からの半年間、運動部の部員ら8人から暴行を受け、精神的苦痛を受けたなどとして、このうちの1人の生徒と親に対し2,000万円の損害賠償を求めていました。
20日の判決で、神戸地裁は「実際のいじめは4か月間ほどで、慰謝料は300万円が相当である」としたものの、被告以外の7人からはすでに見舞金をもらっている事から、その差額の77万円を支払うよう命じました。
訴えていた男子生徒の母親は、「裁判所は気持ちを理解してくれなかった。息子に報告するのがつらい」と話しています。
[21日0時40分更新]

